株式投資を始める前に基本的な事を学んでおきましょう。基礎を学ぶ事は成功への近道になります。
株式投資とは?
株を買う
株は証券会社で口座を開くと買えます
株を買うと株主になります。
株主には以下の権利が有ります。
- 議決権
- 余剰金分配請求権(配当金)
- 残余財産分配請求権
議決権とは株主総会に参加して票を入れる権利。
余剰金分配請求権とは配当金を受け取る権利。
残余財産分配請求権とは会社を清算した時の取り分の請求する権利。
株を購入するとどうなる
売買差益
買った株が値上がりすると資産価値が上がり(含み益)、値下がりすると資産価値が下がり(含み損)ます。値上がりした時に売却すれば利益(キャピタルゲイン)が得られ、値下がりした時に売却すると損をします。
配当金
決算の権利日に株を持っていれば、配当金や分配金(インカムゲイン)をもらえる権利が得られます。分配金が自動的に再投資される投資信託も有り、手間をかけずに複利効果の恩恵を受けられます。
一年を数回の期間に分けて決算をする会社が有り、上手に組み合わせれば毎月配当金を手にする事が可能です。
株主優待
企業によっては決算時期に自社製品などを株主に贈るサービスを行なっています。「株主優待」で検索してみて下さい。
証券口座や株式投資のサイトで株主優待の内容から銘柄を選べます。
税金
配当金や株の売却によって利益が出ると課税対象です。
専門的な話になるので、詳細は各々で調べた方が良いと思います。ざっくり言うと利益の約20%の税金が掛かります。
株を買うリスク
元本は保証されません。それに投資先が倒産する可能性もあります。しかし大きな利益を得る可能性もあります。
株価は値下がりするかもしれません。買いたい人が多ければ株価は上がり、売りたい人が多ければ株価は下がってしまいます。値下がりしたので売りたいと思っても、買ってくれる人がいなければ、売買は成立しないので、売値を下げる必要があります。
買った株の会社が倒産してしまう可能性もあります。完全な損失と思って下さい。
特に個別株を買う時は注意が必要です。業績を調査してから買うことをお勧めします。
株式投資はギャンブルではありません。過去の株価の成長や社会経済の情勢などを加味して総合的に判断して投資すれば良いのです。実際、我々の年金なども投資で運用されています。
株式投資の種類
個別株
それぞれの会社の株を個別株と言います。株式市場で取引され、僕が調べた時点で東京証券取引所だけで3826社ありました。日本の市場は100株で1単元(100株単位)で売買されています。
投資信託
投資家(皆さん)から集めた資金を大きな一つの資金としてまとめ、専門家が運用して利益を配分する商品。銀行などで商品として販売される。
ETF
上場投資信託。株式市場で取引される投資信託。1株から購入できるETFが多い。
まとめ
株式投資をするには証券口座を開設する必要がある。
損をすることもあれば、利益を得ることもあり、利益が出れば税金がかかる。
株を買うとは株主になること。株主優待もある。
株式投資はリスクはあるがギャンブルではない。
投資信託は銀行などでも買える。
個別株は100株単位で買う。
ETFは1株から買える銘柄が多い。
超ざっくりと基本のキの部分を軽くまとめました。最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式投資は自己責任で購入しましょう。