Googleが開発したAIノートツール「NotebookLM」は、Web版とスマホアプリ版(Android/iOS)が提供されています。2024年6月からは日本語にも対応し、日本国内からも快適に利用できるようになりました。
本記事では、Web版とスマホアプリ版の違いや機能比較、利用時の注意点をわかりやすく解説します。自分に合った使い方を見つけるための参考にしてください。
📌 NotebookLMとは?
NotebookLMは、Googleが提供するAIノートアシスタントツールで、PDFやテキスト、Googleドキュメントなどの資料をアップロードし、それをもとにAIとの対話や要約、質問応答が可能です。まるで「自分専用の調査アシスタント」がそばにいるような体験ができます。
🆕 日本語対応について
従来は英語のみ対応でしたが、2024年6月より日本語が正式サポートされました。
- 日本語の資料をアップロード可能
- 日本語での質問・要約・対話に対応
- 音声要約(Audio Overviews)も一部アカウントで日本語対応済み
📌 注:一部機能は段階的に展開されているため、アカウントや地域によって利用可否が異なる場合があります。
💻 Web版と📱スマホアプリ版の比較
項目 | Web版(PCブラウザ) | スマホアプリ版(Android/iOS) |
---|---|---|
対応言語 | 日本語を含む多言語に対応 | 同上 |
UI・操作性 | 大画面で作業しやすく資料の閲覧が快適 | モバイル向けに最適化されたUI |
ファイルの取り込み | Google Drive連携・ファイルアップロード | 画像から文字認識(OCR)機能あり |
音声要約(Audio Overviews) | 一部アカウントで対応/段階的展開中 | 高確率で再生対応/表示されやすい傾向 |
オフライン利用 | 非対応 | 一部の操作はオフライン対応(要確認) |
🔊 音声要約機能(Audio Overviews)について
AIが資料の要点を音声で読み上げてくれる機能です。現時点では以下のような状況です:
- 日本語資料も読み上げ対象に対応
- Web版では「再生ボタン」が表示されないアカウントもあり
- スマホアプリ版では再生アイコンが高確率で表示される傾向あり
🔧 対策例:
- NotebookLMの言語設定を「英語」から「日本語」へ変更
- Googleアカウントの地域を「日本」に設定
- シークレットモードや別ブラウザで試す
🎯 こんな人におすすめ
Web版がおすすめ
- PCでじっくり資料を読みながら作業したい方
- 複数資料を同時に比較・分析したいビジネスパーソンや研究者
スマホアプリ版がおすすめ
- 通勤・移動中にサクッと内容を確認したい方
- 音声で資料を聞き流したい方
- 書類をカメラで取り込んで即要約したい学生や営業職の方
🧭 まとめ:どちらも無料!用途に応じて使い分けを
NotebookLMは、Webでもスマホでも無料で利用できるAIノートツールです。どちらか一方ではなく、シーンに応じて併用するのが理想的です。
- 仕事の資料はWeb版で丁寧に整理
- 日常的なチェックや読み上げはアプリ版で効率化
ぜひ、自分のライフスタイルに合わせて最適な使い方を見つけてみてください。
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