スマホやデジカメで動画や写真を撮影するとき、レンズの特性を知っていると、人と一味違った写真が撮れるかもしれません。
この記事ではレンズの種類と特性を簡単にまとめてみました。今後の撮影に役立ててくださいね。
カメラレンズの構造の違い
まずはレンズの構造から、主に下の3つのタイプのに分類されます。
- 「ズームレンズ」
- 「単焦点レンズ」
- 「高倍率ズームレンズ」
それぞれの特徴を簡単に紹介していきます。
ズームレンズ
最近のカメラで最も一般的で使い勝手の良いレンズが「ズームレンズ」です。
広角から望遠までズームして撮影することができる万能タイプのレンズです。普段はカメラ本体の中に隠れていて電源を入れるとグィーンと伸びてくるタイプのレンズがそれの代表です。他に上の画像のように一眼レフで使う標準レンズでもズームレンズが多いです。焦点距離が変えられるので便利です。
単焦点レンズ
ズームレンズとは対称的に画角が固定されているのが「単焦点レンズ」です。画角が固定されているということは焦点距離が固定されているということです。
単焦点レンズは、構造がシンプルであることから比較的にF値小さく明るいレンズが多いです。明るいレンズは光を多く取り込めるのでノイズが入りにくいです。
高倍率ズームレンズ
高倍率ズームレンズは、ズームできる幅をより大きく広げたレンズで、1本であらゆる画角に対応する万能レンズです。
万能ということでメリットは大きいですが、画質や性能面で普通のズームレンズや単焦点レンズと比べると劣ります。焦点距離によってF値は変わりますが、全体的にF値が大きの明るくないレンズということ言うことになります。
カメラレンズの画角の違い
広角レンズ
非常に広い範囲を撮影することができるので、風景写真や建造物の中などを撮影するのに活躍するのが広角レンズです。その場の雰囲気を伝えることに適しています。
おそらくスマホの標準は広角からのズームが多いのではないでしょうか?僕のiPhoneではこうです
僕のiPhoneは古くて申し訳ないですが
ワイドカメラ28mmf1.8
iso20 1/1230sとあります。
ちなみに画像は塗りつぶしました
焦点距離は28mm(広角レンズ)
f値1.8はレンズの明るさを示す指標
iso20は感度
1/1230sはシャッタースピード
になります。撮影モードを変えるとそれぞれの数値は自動で変わるものと思われます。
ポートレートモードと望遠は焦点距離が56mm。インカメラだと焦点距離が32mmでした
標準レンズ
日常の撮影で最も使う頻度の高いレンズが標準レンズ。
初心者向け一眼レフカメラで付属レンズも標準系のズームレンズが多く、使い勝手のよいレンズと言われています。
標準系の焦点距離、50mmや85mmなどの単焦点レンズは、ポートレート撮影などで使われることが多く定番レンズとなっています。
望遠レンズ
遠くの被写体を大きく写す際に活躍するのが望遠レンズです。
望遠レンズは広角、標準レンズよりも使うことのできるシーンは限られます。主に遠くから撮影するときに使います。
子供の運動会など学校のイベントにおいて近くで撮影することのできない場合や、スポーツの試合観戦などでの撮影、乗り物を写す場面においては大活躍します。
望遠レンズの画角は、スマートフォンのカメラでも実現すること不可能な領域で、高画質のまま望遠撮影ができるという一眼カメラのメリットを大きいです。
マクロレンズ
マクロレンズは被写体に近づいて撮影するときに使います、いわゆる接写の時に使うレンズです。昆虫のドアップとかありますよね?接写の事をマクロ撮影と言います。マクロ撮影を行う為のレンズがマクロレンズです。
マクロレンズの定義は難しく、一般的には撮影倍率が等倍を超えるとマクロレンズと言うようです。
ざっくりとまとめるとこんな感じです。一眼レフの方には退屈な内容だったと思いますが、この記事は以上です。カメラアングルのページはこちら