はじめに：本業だけに頼らない未来のために
人生100年時代。本業一本でのキャリアに限界を感じていませんか？
「副業で稼ぎたいけど、何を学べばいいかわからない」
「転職を考えているけれど、スキルに自信がない」
そんな方にこそ知ってほしいのが、国や自治体が提供する無料の学習支援サイトです。
この記事では、厚生労働省・文部科学省・経済産業省が運営する3つの信頼性の高いサイトを比較し、それぞれの活用方法も紹介します。
3大公的学習支援サイトの特徴早見表
サイト概要とおすすめポイント
① 職業情報提供サイト（日本版O-NET）
概要：
職業別に「必要なスキル・年収・将来性・仕事内容」などを網羅的に知ることができるキャリア支援ツール。アメリカのO-NETをベースに作られた、日本版の職業データベースです。
おすすめ活用シーン：
- 今の仕事が合っていないと感じる
- 他の職種に興味があるけど、何が向いているかわからない
- 自分のスキルをどう活かせるかを知りたい
👉 興味診断テストで、向いている職種のヒントが得られます。
職業情報提供サイト（日本版O-NET）はこちら
② マナパス（文部科学省）
概要：
大学・専門学校が提供する社会人向けの講座を横断検索できる学び直し支援ポータル。約5,000件の講座情報が掲載され、給付金や助成金に対応した講座も検索可能。
おすすめ活用シーン：
- 資格取得や体系的な学び直しをしたい
- 国家資格・専門分野へのキャリアチェンジを考えている
- キャリアアップのために文部科学省認定の信頼性ある講座を探したい
👉 地域・分野・費用条件で検索可能、支援制度の確認も可能です。
マナパスはこちら
③ マナビDX（経済産業省）
概要：
IT・デジタル初心者から中級者までを対象に、DX（デジタルトランスフォーメーション）推進のための無料学習コンテンツを集約した公的ポータルサイトです。Excel、データ分析、AI、プログラミングなど、実務に役立つ分野別・レベル別の講座が多数掲載されています。
おすすめ活用シーン：
- ITスキルやデジタル技術に挑戦したい
- 在宅で学べるIT関連スキルを身につけたい
- デジタル分野での転職や副業を考えている
👉 マナビDX公式サイトでは、各分野別に講座を簡単に検索可能。初心者向けの基礎から、ステップアップするための中級レベルまで充実しています。
行動を起こそう：今すぐできる学び直しの第一歩
どのサイトも、登録不要・完全無料で利用できます。
✅ 自分に合った職業を知る → 職業情報提供サイト
✅ 資格や講座を探す → マナパス
✅ ITスキルを無料で学ぶ → マナビDX
学び直しの一歩は、検索からでも、診断からでも、今すぐ始められます。
❓ よくある質問（Q&A）
Q1. どれから始めればいいか迷っています。初心者におすすめは？
A. はじめて学び直しをする方や、何を学べばいいか決まっていない方には、【職業情報提供サイト】の「興味診断テスト」がおすすめです。自分に向いている職種や必要なスキルが見えてきます。
Q2. 時間があまり取れないのですが、大丈夫でしょうか？
A. 大丈夫です。紹介したサイトの多くはオンライン対応で、自分のペースで進められる講座が中心です。特に【マナビDX】は、短時間で学べる実践講座が多く、スキマ時間の活用に適しています。
Q3. 学び直しにお金がかかるのでは？無料って本当？
A. 本当です。この記事で紹介したサイトはすべて無料で利用可能です。講座の中には有料のものもありますが、【マナパス】では給付金や助成制度付きの講座も検索できるので、コストを抑えて学ぶ方法が見つかります。
Q4. ITやデジタルが苦手です。それでも使えますか？
A. 問題ありません。【マナビDX】は、IT初心者に特化したやさしい講座が中心です。Excelやインターネットの基本から学べるので、デジタルが苦手な方にも安心です。
Q5. 登録や申し込みに手間がかかるのでは？
A. ご安心ください。紹介した3サイトは、登録不要・閲覧自由です。講座の申し込みが必要な場合は、外部の大学やスクールのサイトで行いますが、流れはシンプルで迷いません。
次回予告
次回からは、それぞれのサイトの使い方を画像つきでわかりやすく解説していきます。
第一弾は「職業情報提供サイト（日本版O-NET）」の活用術。
自己分析・職種診断・キャリアマップの作り方を紹介予定です。