この記事を読めばできること
✅ スローモーション・逆再生・ストップモーションの作り方が分かる
✅ プロが使う「速度変化」のテクニックをマスターできる
✅ After Effects初心者でも実践できる設定方法を解説
映像のスピードを操る「タイムリマップ」。
これを使いこなせば、プロのような スムーズなスローモーション や ダイナミックな逆再生 も簡単に作れます。
本記事では 初心者でも分かりやすい手順 で、基本操作から応用テクまで解説!
タイムリマップとは?
タイムリマップ(Time Remapping) は、映像の速度を 自由に調整 できるAfter Effectsの機能。
🎥 活用シーン
- ローモーション → 映像の一部をゆっくりにしてドラマチックに
- 逆再生 → 映像を後ろから再生してユニークな演出
- ストップモーション → 特定のフレームで映像をピタッと止める
📌 プロがよく使うテクニック
- 一瞬止めて、また動き出す演出(ストップモーション)
- 速い→遅い→速いとリズムをつける(スピードランプ)
- 逆再生と正再生を組み合わせて幻想的な効果
💡 こんな人にオススメ!
✅ After Effects初心者だけど、プロっぽい映像を作りたい
✅ スローモーションをなめらかに作りたい
✅ 逆再生で面白い演出を入れたい
タイムリマップの基本操作
① タイムリマップを有効にする
- After Effectsで映像素材をタイムラインに配置
- レイヤーを右クリック → 時間 → タイムリマップを有効にする
- タイムラインに 開始と終了の2つのキーフレーム が追加される
📌 基本ルール
- キーフレームを追加する → 速度を変更できるポイントを作る
- キーフレーム間の距離を広げる → その部分がスローになる
- キーフレーム間の距離を縮める → その部分が速くなる
スローモーション・逆再生・ストップモーションの作り方
① スローモーションを作る
- スローにしたい開始位置でキーフレームを追加(Ctrl + Alt + T)
- 終了位置にもキーフレームを追加
- 2つのキーフレーム間を広げる(広げるほどスローになる)
🎯 スムーズなスローにするコツ
✅ イージーイーズ(F9)を適用 → 速度変化が自然になる
✅ グラフエディターでカーブを調整 → よりなめらかな動きに
② 逆再生を作る
- タイムリマップを有効化
- キーフレームを反転(ドラッグで左右を入れ替える)
🎯 逆再生の活用例
✅ 落ちた水滴を元に戻す演出
✅ 爆発エフェクトを逆再生して「吸い込まれる」表現
③ ストップモーションを作る
- 止めたいタイミングでキーフレームを追加
- 次のキーフレームまで同じ値をコピペ(Alt + クリックで固定)
🎯 効果的な使い方
✅ 「写真を撮る瞬間」を演出するシャッターエフェクト
✅ キャラクターが「驚いた瞬間」に動きを止める
応用テクニック|プロが使う3つのワザ
① 速度の緩急をつける(スピードランプ)
- キーフレームを追加し、広げる&縮めるを組み合わせる
- グラフエディターで曲線を作り、緩やかに変化
🎯 これでできること
✅ アクションシーンで「急加速 → スロー → 急加速」
✅ ダンス動画で「一瞬止める&速くする」
② モーションブラーを加えてリアルに
- エフェクト → 「ブラー(ベクトル)」を適用
- 速い動きに「残像」を加えると、リアルなスピード感が出る
🎯 実際の映像のようなリアリティが増す!
③ ピクセルモーション補間で滑らかに
- 「補間方法」→ ピクセルモーション をON
- 低フレームレートの映像でも なめらかに補間 できる
🎯 スローモーションがカクカクしない!
よくある質問(Q&A)
📌 Q. タイムリマップと「時間伸縮」の違いは?
👉 「時間伸縮」は映像全体のスピード変更のみ。
👉 タイムリマップなら、部分ごとに速度を変えられる!
📌 Q. タイムリマップを適用すると映像がカクつく…
👉 「ピクセルモーション補間」を適用すると滑らかになる!
📌 Q. 逆再生すると音も逆になる?
👉 音声は逆にならない ので、別途編集が必要!
まとめ
🎥 タイムリマップを使いこなせば、映像編集の幅が広がる!
📌 スローモーション・逆再生・ストップモーションは基本テク
📌 スピードランプやモーションブラーを組み合わせるとプロ級に!
ぜひ実践して、映像に「時間の魔法」をかけてみてください!
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