カメラポジション
「カメラポジション」とは、カメラの位置を指します。高さのことなので撮影する時の上下の角度は関係ありません。
一般的に、カメラが高い位置にある場合は「ハイポジション」、低い位置にある場合は「ローポジション」と呼ばれます。ただし、人の視線と同じ高さの位置は「アイレベル」と呼ばれます。つまり、アイレベルよりも高い位置にある場合はハイポジション、低い位置にある場合はローポジションとなります。
「アイポジション」とは言わず、「アイレベル」と表現します。これは、アイポジションだと視線の先を指す意味になってしまうためです。
カメラアングル
「カメラアングル」とは、被写体に対するカメラの角度のことを指します。
同じ被写体を撮影していても、カメラのアングルによって印象が大きく変わります。そのため、作品の目的に応じて、カメラアングルを変える必要があります。
アングルの説明
- 水平アングルは被写体の姿がはっきりとわかります。
- ローアングルは見上げるように撮るので迫力が出ます。
- ハイアングルは見下ろすように上から撮影すること。
ローアングルの特徴
「ローアングル」で人物を撮影すると、足が長く写り、ペットを撮影する場合には、スリムで颯爽とした写真が撮れます。また、花などの低い被写体を撮影する場合にも、ローアングルは効果的です。
(下から)上に向いた角度で撮影するのがローアングル。
ハイアングルの特徴
料理撮影は、ハイアングルが主流です。具体的に例を挙げると、キャラ弁の写真は、ハイアングルで俯瞰撮影が多いです。また、レストランやカフェで料理やスイーツをスマホで撮影して、SNSにアップする方も多いと思います。自撮り棒を使って、やや上から撮影するのも、ハイアングルと言えます。
(上から)下に向いた角度で撮影するのがハイアングル。
水平アングル
水平アングルはカメラポジションのまま角度をつけずに撮影すること。記念撮影などが水平アングルの代表ですね。
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