はじめに
SNSで“見つけてもらい”、LINEで“買ってもらう”仕組み
高品質な自家焙煎コーヒー豆を販売していても、
- 「なかなか知ってもらえない」
- 「興味を持たれても購入につながらない」
- 「集客の時間が取れず、SNSが続かない」
という悩みは、全国の個人焙煎店に共通しています。
この記事では、Instagram・ブログ・LINE公式アカウントを活用し、
時間と労力を抑えながら売上につなげる導線設計の考え方と具体手順を解説します。
ステップ①:Instagramで「共感」と「入口」を作る
投稿の目的は“発見”と“共感”
Instagramでは、あなたの「世界観」と「ストーリー」を視覚的に伝えることで、
フォロワーや通りすがりのユーザーに**「なんか気になる」「ちょっと飲んでみたい」**と感じてもらうことが重要です。
具体例:
投稿テーマ | 内容の例 | CTA例 |
---|---|---|
焙煎中の様子 | 煙の立ち方や香りのコメント | 「香り伝われ…!気になる方はプロフィールから診断へ☕」 |
日常の一コマ | 手作業での袋詰め、発送準備の風景 | 「ひとつずつ心を込めて。豆診断もご用意してます☕」 |
お客様の声 | LINE登録者のレビューやDM紹介 | 「実際の感想、すごく励みになります!診断はプロフィールから✨」 |
投稿構成のテンプレート
- 1枚目:写真+短いタイトル(例:「焙煎2年目の想い」)
- 2枚目以降:ストーリー(なぜ始めたか・こだわりなど)
- 最後に:「診断はこちらから」とリンク誘導
ステップ②:ブログで「信頼」と「理解」を深める
Instagramは“きっかけ”、ブログは“納得”の場です。
検索流入も期待できるため、以下のような記事を用意しておくと強いです。
検索からの流入を狙える記事案:
- 「コーヒー豆 診断 おすすめ」で検索される→ 「初心者向け:あなたに合う焙煎豆診断」
- 「コーヒー豆 違い」で検索される→ 「焙煎度の違いって何?失敗しない選び方」
- 「自家焙煎コーヒー 定期便」で検索される→ 「定期便の魅力と始め方:毎月届く香りの体験」
LINEへの誘導バナー例(ブログ内)
\ 自分にぴったりの豆が見つかる! /
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→ LINE登録で診断スタート【無料・特典付き】
ステップ③:LINEで「接点の継続」と「購入の案内」をする
LINEでは「登録後の体験設計」がとても重要です。
登録だけしても放置されては意味がありません。
登録後の自動ステップ配信例:
配信タイミング | 配信内容 | 目的 |
---|---|---|
登録直後 | 「診断スタート!3つの質問に答えてみてください」 | 行動を促す |
5分後 | 診断結果とおすすめ豆+購入リンク | 商品紹介 |
翌日 | 「焙煎へのこだわり」「発送の流れ」紹介 | 信頼感アップ |
3日後 | お客様の声/レビュー共有 | 購入後のイメージ付け |
1週間後 | 「定期便はじめてみませんか?」キャンペーン案内 | 成約 |
ポイント:
- 1通ずつ“ストーリーと体験”を重ねていく
- 一方通行でなく「診断で双方向」「感想ください」など会話型が◎
まとめ:3つのメディアを“点”でなく“線”にする

Instagram → ブログ → LINE → LP → 購入
この一連の流れを意識して設計することで、あなたの焙煎豆の魅力を段階的に伝えながら「購入」へ自然に導くことができます。
重要なのは「何をどこで伝えるか」を分けること。
SNSで集め、ブログで信頼を育て、LINEで購入に結びつける。この流れがあれば、広告に頼らなくても、ファンを増やしながら安定的に売上を伸ばすことが可能です。
👉次の記事 Instagramで集客する方法:投稿文例と画像作成のポイント