NotebookLMの無料版でどこまでできる?Google One AIプレミアムとの違いや、無料版の「隠れた制限」を徹底解説。個人ブロガーの私が「無料版で十分」と断言する理由と、具体的な活用法を公開します。
「NotebookLMが便利らしいけど、課金しないと本当の良さは分からないのかな?」 「Googleのサービスって、名前がいろいろあって正直よく分からない…」
そんなふうにモヤモヤしていませんか?
実は私も最初はそうでした。「Gemini Advanced? Google One? 結局どれに入ればいいの?」と混乱したものです。
でも、毎日AIと壁打ちをしている私(036)が、実際に使い倒してみた結論をお伝えします。安心してください。
「個人で使うなら、まずは無料版で十分楽しめます。無理に課金する必要はありません」
なぜそう言えるのか? ネット上の複雑な情報を整理しつつ、「なぜ無料版で十分なのか」という理由を、私の実際の体験談(失敗談も含めて)を交えてお話しします。お金をかけずに、賢くAIを使いこなす方法を一緒に見ていきましょう。
1. 無料版 vs 有料版(AI Premium)比較
まず、少しややこしい「有料版」の仕組みを整理しましょう。
NotebookLMには、「NotebookLM Pro」のような単体の有料プランはありません。 制限(ソース数など)を解除したい場合は、「Google One AI Premium」(月額2,900円〜)という、Google全体のAI強化プランに加入する形になります。
「えっ、AIのためだけに月2,900円?」と思いますよね。 これは、高性能チャットAI「Gemini Advanced」や、Googleドライブ2TBなどが全部セットになった価格です。 つまり、「GoogleのAI機能をフルセットで契約したら、その中にNotebookLMのアップグレードも含まれていた」とイメージすると分かりやすいかもしれません。
比較表
では、その月額2,900円を払うと、NotebookLMは何が変わるのでしょうか? 気になるところだけをピックアップしました。
| 特徴 | 無料版 | 有料版 (AI Premium特典) |
|---|---|---|
| 賢さ (AIモデル) | 同じ (Gemini 1.5 Pro) | 同じ (Gemini 1.5 Pro) |
| ノートブック数 | 最大 100冊 | 最大 500冊 |
| 1冊あたりのソース数 | 50件 | 大幅に増加 (数百件〜) |
| 音声(Audio Overview) | 時間制限あり | 長時間の生成が可能 |
| 主なターゲット | 個人・フリーランス | 企業・研究者・ヘビーユーザー |
実は、AIの「賢さ」は基本的に変わりません。 ここが大切なポイントなのですが、有料版にしたからといって、回答が劇的に賢くなるわけではないようです。変わるのは「容量(器の大きさ)」だけです。
【監修者コラム】プロの「ここだけの話」:無料版でもデータは安全?
「無料版だと、データをAIの学習に使われちゃうんじゃないの?」 専門家として、この質問はよく受けます。結論から言うと、Googleは「無料版でも、ユーザーのデータをAIの学習には使わない」と明言しています。
ここがChatGPT(無料版)などと大きく違うメリットです。 仕事の資料や個人的な日記を読み込ませても、それが勝手に世界中のAIの知識として共有されることは原則ありません。 (※ただし、フィードバック送信時などは要注意。念のため、企業の「極秘情報」などは個人アカウントでは扱わないのが鉄則です)
つまりセキュリティ面でも、個人利用なら「無料版で合格点」と言えるでしょう。
2. なぜ「個人なら無料版で十分」と言い切れるのか?
私が「まずは無料で大丈夫かも」と感じる理由は、「無料版の制限が、個人の使い道では使い切れないほど広大だから」です。
「ソース50件」あれば、困ることはほぼない
無料版の制限で一番気になるのが「1つのノートブックにつきソース50件まで」という数字ではないでしょうか。
「50件…すぐ埋まっちゃいそう」 私も最初はそう不安に思いました。でも、実際に使ってみると、これが意外なほど埋まらないのです。
NotebookLMは、1つのソースあたり約50万文字(分厚い本なら数冊分)も読み込めます。 それを50個登録できるということは、「専門書を50冊机に積み上げて、そのすべてを記憶したAI」が手に入るのと同じです。
個人の勉強やブログ執筆のリサーチで、一度に50冊の本を横断検索することって…ありますか? 私は毎日ブログを書いていますが、多くても10記事〜20記事程度のソースで十分事足ります。「50件の壁」にぶつかったことは、正直一度もありません。
論文を数百本読む「研究者」以外の方は、気にしなくていいかも
逆に、有料版が必要になるのは次のような方だけかもしれません。
- 論文マニア: 過去10年分の論文(300本)を全部突っ込んで、傾向分析をさせたい。
- 企業の議事録管理: 部署の全会議ログ(1年分)を読み込ませて、検索システムを作りたい。
あなたがこれに当てはまらないなら、焦って課金を急がなくても大丈夫です。
3. 【036流】無料版を「相棒」にする具体的な使い方(一次情報)
では、私は無料でどう使い倒しているのか? ただの「要約ツール」で終わらせない、私の活用法を紹介します。
① ブログの「文体警察」として使う
自分の過去記事(URL)を10〜20本読み込ませて、こうお願いしています。
「これらの記事の『文体の特徴』や『よく使うフレーズ』を分析して。その上で、いま書いているこの下書き(テキスト貼り付け)が、いつもの私らしいかチェックして」
こうすると、自分でも気づかない「らしさ」のズレをAIが指摘してくれます。 「036さん、今回はちょっと説教くさいですよ」とか返ってきます(笑)。これはGeminiのチャット画面だけではできない、NotebookLMならではの芸当です。
② 「積読」を「ラジオ」に変える
最近のアップデートで音声生成(Audio Overview)が日本語に対応したのが神機能です。
読み切れずに積んでいる長文のレポートやPDFを読み込ませて、「音声ガイドを作成」ボタンをポチッ。 生成された音声をスマホで流しながら散歩や家事をします。
AI同士が「ねえ、この部分どう思う?」「なるほど、それは深い視点だね」と対話形式で解説してくれるので、ただ読むより頭に入ってきます。これも無料版の機能だけで完結します。
4. 診断:あなたは有料版を検討すべき?
最後に、あなたが「Google One AI Premium(Gemini Advanced)」に登録すべきかどうかの診断リストを置いておきます。
✅ 無料版のままでOKな人
- ブログやYouTubeのネタ出しに使いたい
- 特定の書籍や資料(数冊分)を深掘りしたい
- 「とりあえずAIを使ってみたい」という段階の人
- 結論:今のままで行きましょう。使い倒して「足りない!」と叫んでからでも遅くありません。
💰 有料版(Gemini Advanced)を検討すべき人
- Googleドライブの容量が足りなくて、どのみち2TBプランに入ろうとしていた人(これなら実質タダです)
- GoogleドキュメントやGmailの中で直接AIを使いたい人
- 「NotebookLMのため」ではなく、「Google経済圏全体のパワーアップ」として考えるならアリです。
まとめ:まずは「無料」という最高の実験場で遊ぼう
NotebookLMは、あくまで「あなたが持っている情報(ソース)」を整理し、新しい発見をするための相棒です。 高いお金を払って「器」を大きくする前に、まずは手元の資料を無料版に投げ込んでみてください。
「へえ、私の書く文章ってこんな癖があるんだ」 「積読していた本、聞いてみたら意外と面白かったな」
そんな小さな発見が、無料の範囲でたくさん見つかるはずです。 「制限にかかっちゃったよ〜!」と嬉しい悲鳴をあげる日が来るまでは、お財布の紐は固く締めたままで大丈夫。
今日から、あなたの「脳の拡張」を無料で始めてみませんか?
【参考リンク】
以上、NotebookLMの無料版と有料版の違いを徹底比較した記事でした。この記事が、あなたのプラン選びの参考になれば幸いです。




